CASE.1

以前の自分に戻るのではなく、
「なりたい自分」に
近づいている。

コントラクト事業部 吉田 佳那子 KANAKO YOSHIDA

2023年 再入社

INTERVIEW 再入社をした皆さんのインタビュー

感染症の流行という予期せぬ事態が、自分を見つめ直すきっかけに。

ロイヤルグループへ入社したきっかけは、大学時代の合同説明会。採用担当の方の話を聞くうちに、さまざまな事業を展開していることを知り、特に空港事業に魅力を感じました。入社後の半年間の研修を終えて、10月から羽田空港のコーヒーショップで勤務を開始。やはり空港だけあって、日本中から訪れるさまざまなお客様に対応するのは、この上なく楽しい仕事でした。

また配属されて間もない時期に、その店舗がロイヤルホストに業態転換することが決まり、その立ち上げにも携わっていました。しかしお店がオープンする3月、日本でも大規模な感染症の予兆が見られ、5月にはついに緊急事態宣言が発令。飛行機の出航が停止していたのでお店も開けることができず、自宅待機の時期が続きました。緊急事態宣言が明けてからも、対面での食事は禁止。消毒を徹底するなど、最大限の注意を払いながら営業を続ける毎日でした。

その後も自宅待機の機会が多く、転職サイトを見たり、友人と電話してキャリアについて相談したりと、自分の就きたい仕事について深く考える時間がありました。もともと学生時代に管理栄養士の資格を取得していたので、もっとその資格を活かしたいとも考えていました。転職活動を行い、未経験でも管理栄養士の経験が積める場を求めて、福祉施設を運営する法人へと転職することを決めました。

感染症の流行という予期せぬ事態が、自分を見つめ直すきっかけに。

未経験ながらも、管理栄養士としてさまざまな経験を積む日々。

転職先の介護老人保健施設では、管理栄養士として医師や看護師、言語聴覚士と連携しながら、献立の組み立てやご家族に向けての食事の説明などの業務を担当していました。専門性が高く、初めての業務ばかりでしたが、先輩に教わりながら業務の習得に努めました。しかしここでも配属からすぐに、事業の業態転換に携わることに。それまでは施設の給食事業のほとんどを外部の企業に委託していましたが、その半分を自社で運営することになったのです。そこで、取引先の給食会社と交渉する力や、管理栄養士として利用者さんとの対話力を鍛えていくことができました。

しかし、人事システムの整備が行き届いていないと感じる部分が多く、院長からのトップダウンの要求に追われ、管理栄養士以外の業務が増えていきました。あまりの忙しさにワークライフバランスが崩れてしまっていたので、また別の職場で働くことを検討し始めました。

その時期に、ロイヤルの空港事業でお世話になっていた部長から「元気?」というメッセージが送られて来ました。その部長は、私がロイヤルを辞める際に「やりたいことあるんだったらやっておいで」と背中を押してくれた方でもあります。その部長から「管理栄養士としてロイヤルで働いてみないか」との提案を受けて、関西のコントラクト事業の営業部長の方と直接お話しすることに。自分の将来的な目標を打ち明けたところ、営業部長からもこれからのロイヤルについての熱いお話が返ってきました。そのビジョンに私も共感できたので、2023年4月から再びロイヤルで働くことを決意しました。

未経験ながらも、管理栄養士としてさまざまな経験を積む日々。

前向きな理由で辞めたのであれば、前向きな気持ちで戻って来れる。

現在は、ロイヤルホールディングスが受託している病院の給食事業に、管理栄養士として従事しています。提供する食事の栄養バランスを考慮するのはもちろん、福祉施設以上に個別の病気に対する専門的な知識が求められます。病院側の栄養士さんと合同で勉強会を開いたり、病気について自ら調べたり、先輩に細かく質問したりと、引き続き管理栄養士としての勉強に励む毎日です。

ロイヤルに戻る前に営業部長に伝えた私の将来的な目標とは、「スポーツに特化した管理栄養士になる」というものです。休みの日にはサーフィンや筋トレをするほど体を動かすのが好きで、そんな自分の「好き」を発揮できる仕事を目指していきたいとお伝えしました。その目標の実現を通じて会社にも貢献していけるよう、日々の業務と並行して準備を進めているところです。

自分の目指したい目標や将来像について話し、ロイヤルの経営計画や方針、思いを聞いたうえで、そこに共鳴する部分が見出せるのであれば、会社に戻る価値は大いにあると思います。何よりロイヤルの人たちは、一人ひとりのがんばりをしっかりと見てくれています。そんなバックアップ体制や福利厚生などの手厚さ含めた、大企業ならではの環境を自己実現の“手段”として活用するというのも、ひとつの考え方です。何かの目的意識を持ったうえでロイヤルに戻るのであれば、それは「戻る」のではなく、「前へ進んでいる」のだと私は思います。

前向きな理由で辞めたのであれば、前向きな気持ちで戻って来れる。

入社から再入社まで

2019年入社
2019年
ロイヤルグループへ入社
2019年
入社後の半年間の研修を終えて、10月から羽田空港のコーヒーショップで勤務を開始
2020年
ロイヤルホストに業態転換することが決まり、その立ち上げにも携わさる
2020年
お店がオープンする3月、日本でも大規模な感染症の予兆が見られ、5月にはついに緊急事態宣言が発令。
2021年
退社
2021年
未経験でも管理栄養士の経験が積める場を求めて、福祉施設を運営する法人へと転職
2022年
ロイヤルの空港事業でお世話になっていた部長から「管理栄養士として働いてみないか」との提案
2023年
2023年4月から再びロイヤルで働くことを決意
リフレッシュ・リターン(アルムナイ)採用
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